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2005年9月 4日 (日)

死神の精度/伊坂幸太郎

結末が哀しい話を読むと、なんで時間とお金をわざわざかけて、辛い思いをしなければならないのか!と本気で思うタイプなので、ハッピーエンドが大好きだ。
が、伊坂幸太郎は例外。最後に希望を感じる話が多いから好き。何といってもこれは主役が死神なので、つまり人が死ぬ話なのである。でも面白い。伊坂節全開。
「伊坂節」に初めて挑む人には「オーデュボンの祈り 」とか「陽気なギャングが地球を回す 」などがお勧め。どちらかも肌に合わなければ、全作避けた方がよろしいかと。どちらかがダメな場合は、作品選びに注意が必要。

ちなみに、死神によると、例外を作るのは人間の愚かな点のひとつらしい(本文中より)。

死神の精度
4163239804

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コメント

こんにちは!TBさせていただきました。
最後の一文・・笑っちゃいました。
そういえばそう言ってたな~
伊坂作品って、まさに「伊坂節」ですよね。
合わない人は本当に合わなさそう。
で、合う人はとことん合っちゃう。私はもちろん後者。
どこが良いっていわれるとなかなか難しいんだけど
とにかく良いだよ!って周りに布教中です。

初めまして。トラックバックさせていただきました。
「結末が哀しい話を読むと、なんで時間とお金をわざわざかけて、辛い思いをしなければならないのか!と本気で思う」と書かれてますが、本当に同感です!(ご都合主義的に無理やりハッピーエンドになるお話は嫌いですけれど。)
伊坂幸太郎作品を読むのは、実はこれが初めてなのですが、とても気に入った(というか、ツボにはまった)ので、『オーデュボンの祈り』や『陽気なギャングが地球を回す』も読んでみます。

sagagaさんhanemiさん
初めまして。
お二方のblogにも、トラックバックさせていただきました。
伊坂幸太郎、去年からの私のイチオシ作家です。
どんどん新作発表して欲しいですね。

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★★★★ [文芸春秋]  ― 俺が仕事をするといつも雨が降るんだ ―  晴れた空を見たことがないという、死神・千葉。1週間調査対象を調べ、あの世行きを「可」もしくは「見送り」とだけ判断する。それが伊坂流の死神たちの仕事である。この世で彼らは地名のついた名前を名乗り、“ミュージック”を何より愛し、7日目に報告を行い(ほとんどの場合は「可」)、8日目に死を見届けるために現われる。  死神が調査対象に心を許して…なんてありがちな話では全くない。実際、作品中「見送り」になるのは1件のみ。後は全員「可」... [続きを読む]

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