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2006年1月24日 (火)

砂漠/伊坂幸太郎

電車の中で読んでいたら、何度も泣きそうになってしまった。正直なところ「魔王」はいまいち好きになれなかったのだけど、これはとてもよかった。面白かった。

私が涙してしまうのは、大体西嶋くんが妙な方向に突き進んでいるとき。なんだかもう、初めて見た母鳥の後を無条件に追いかけてるアヒルのような一直線な一生懸命さにやられてしまうのであった。幹事の莞爾の最後の言葉は、できすぎなような気もするけどやっぱり素敵。ああいう学生生活を送れた彼らはかなり幸せでしょう。

以下蛇足。私はこれまで、「モチーフ」と「テーマ」の違いがイマイチわかっていなかったのだけど、これを読んだらよくわかった。モチーフは麻雀、テーマは友情。なるほど。

つまり内容は、とあるスポーツに打ち込む男女の、栄光と挫折の物語。なんてことはまるでない。

砂漠

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