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2006年2月 2日 (木)

神の手(上)(下)/パトリシア・コーンウェル[訳:相原 真理子]

何が驚いたって。「の」である。「の」。

「検視官」に始まるコーンウェルのこのシリーズは、「真犯人」「私刑」「死体農場」というように、これまでずっと和訳タイトルが全漢字だったのだ。私はそれがアイデンティティだとすら思っていた。今回の原題は「PREDATOR」。新しい方向性なのか、単なるネタ切れか。

さて、これはれっきとしたスカーペッタシリーズで、常連さんは全員参加。でも、シリーズものの宿命なのか、「北の国から」現象とでもいうものなのか、毎回事件が起こるとともに、レギュラーの皆さんに何らかの不幸が降りかかる。悪玉は人でなしで善玉は全員悩み中。考えてみたら、ケイ・スカーペッタは今、誰ともうまく行ってないじゃないか!ちょっと読んでるのか辛いなぁ。もうちょっと誰か幸せになってくれないかなぁ。

神の手 (上)

神の手 (下)

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コメント

私もスカーペッタシリーズは全部読んでいますが、これはまだです。
このシリーズ、3巻くらいまでは「読むのが止まらない」ほどおもしろかったんですが、だんだんパワーダウンしてると思うのは、私だけでしょうか。
特に「べ」が実は死んでなくて復活した(これってネタバレ?)あたりから、「ええっ!?」って感じです。でも「神の手」も読むつもり。
たしかに、みんな不幸ですよね。ルーシーなんて目も当てられないツラキャラ。

a-donさん
全くその通りだと思います。途中で作者が意図的に、スカーペッタの年齢を10歳くらい下げたときがあるんですが、あの辺から更にパワーダウンしてると思う。
それでも知的キャラ好きな私はですね、カレが死んだときにショックを受けたりしたわけですよ!なのにそれはないでしょう。唖然。と思った何作か前。
「神の手」、なんなら貸しますよ~。ちなみに、またルーシーは辛いです。

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