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2007年8月

2007年8月16日 (木)

4TEEN/石田衣良

実は。この作者の作品はIWGP以外あまり好きじゃなかったりする。

その割に、買ってまで読んだそのわけは、新潮文庫の「夏の100冊」の2冊を買うともらえるブックカバーが欲しかったからである。1冊はすぐ決まったのだけれど、2冊目が全然決まらなくて、まぁとりあえず直木賞とってたしな、てな感じの選択の結果は、やっぱり今いちだったりして。本屋の法則は守ろうと再認識(※本屋の法則・・・気乗りしないまま買った本はあまり面白くないという、経験則に基づくマイ法則)。

4人の少年(中2、14歳)が主人公。彼らが実にステレオタイプではあるけれど(ズッコケ三人組+1人とかスタンド・バイ・ミーとか)、そういう定型は私はむしろ好き。冷静で頭のいい子、ちょっと問題のある子(太っていて良く食べる)、病気もちの子ときて、一番ニュートラルなテツローくんの一人称。本人たちの問題や、社会問題なんかを含みつつ、一話完結の短編集。残念ながら少年たちに全然感情移入ができなかったので、最後までどうにも座りが悪かった。IWGPだと、登場人物に息遣いというか、そういうものが感じられるような気がするんだけど。まぁこればっかりは好みなのでしょうがない。

コンパクトにまとまって、さらりと読める感じではあるので、新幹線の中などで読むには良。

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