« 2010年2月 | トップページ | 2010年5月 »

2010年4月

2010年4月30日 (金)

Story Seller2/新潮社ストーリーセラー編集部

初戦に続いて第2試合。

始球式:沢木耕太郎
---
一番:伊坂幸太郎 ヒット
二番:近藤史恵 送りバント(褒めてます。面白かったです)
三番:有川浩 スリーベースヒット
四番:米澤穂信 内野ゴロ
五番:佐藤友哉 振り逃げ(褒めてます。面白かったです)
六番:本多孝好 サヨナラヒット

うーん少々パワーダウンかな。伊坂幸太郎は手堅く、近藤史恵と佐藤友哉は言ってみれば前回からの続き物。有川浩は1の衝撃はなかったけどやっぱり面白くて、本多孝好は今回の方が好き。残念ながら今回の米澤作品は私はダメでした。沢木耕太郎は・・・ちょっと反則な気がする(笑)。

Story Seller〈2〉 (新潮文庫)
新潮社ストーリーセラー編集部
4101366721

2010年4月28日 (水)

ドルードルしよう/ロジャー・プライス (著)浅倉久志 (訳)

宇宙船ビーグル号で育っているので、浅倉久志氏の訃報は大ショックだった。ショックだショックだあーショックと言っていたら、twitterで薦められた本。

翻訳者泣かせなのは、聖書とラテン語と駄洒落。と言ったのは確か米原万里だったと思ったけど、駄洒落というか言葉遊びばかりのこの本にして、土屋賢二の作品だよ、と言われても信じてしまうくらい自然な日本語。職人。
なんだか、ナンシー関の記憶スケッチを思い出した。

米原万里もナンシー関もすでになく。

ああ合掌。

ドルードルしよう

宇宙船ビーグル号 (ハヤカワ文庫 SF 291)
宇宙船ビーグル号 (ハヤカワ文庫 SF 291)

2010年4月27日 (火)

L Change the WorLd/M

なにぶん、人様とはだいぶズレてデスノートブームがやってきたので、何がどういう順番で世の中に出てきたのかいまいちわからないのだが、私が辿ったのは、原作コミック1~12巻→映画(前後編)→映画(L Change the WorLd)→コミック13巻→ノベライズ(BB連続殺人事件)→ノベライズ(L change the WorLd)。
という道である。つまり現時点では、これが一番最後。

原作は文句なく面白かった(あ、文句はちょっとある)。映画デスノートは、とにかく松山ケンイチがそっくりすぎるし、終わり方は原作よりも好きだった。映画のL Change the WorLdは、話としては大したことないけどやっぱり松山ケンイチに引きずられた。BB連続殺人事件は西尾維新にのせられた。

原作から離れ、松山ケンイチも西尾維新もいない状態だと、ちょっと辛い本作品。だって話としては大したことないんだもん。最後の最後で自分を偽者として扱わせたところは評価。

L Change the WorLd

4087712109

2010年4月26日 (月)

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件/西尾維新

「宮崎駿のアニメで一番何が好きか」という質問に、「カリオストロの城」と正直に答えて質問者を困らせたことが少なくとも2回ある。だってそうなんだから仕方ない。

でも「ルパンシリーズで一番何が好きか」と聞かれたら、「ルパンvs複製人間」と即答する。でも誰も聞いてくれない。

では複製人間の方がカリオストロの城よりもアニメとして好きなわけ?と聞かれると、なんかそれは違う気がする。イチゴとサンマ、どっちが好き?と聞かれた感じ。いや、そもそも聞かれてない。

何を言っているのかというと、カリオスロの城はルパンが出てこなくても面白い話だし、ルパンが出てきたってつまらないものはつまらない。キャラクターは物語を構成する重要パーツではあるけれど絶対ではなく、動かす作者の技量次第で面白くもつまらなくもなる。つまり、これはデスノートだから面白かったのはなくて、西尾維新だから面白かったのだと言いたいがためのながーい前振り。

具体的に言うと、西尾維新が嫌いな人は、読んではいけない。西尾維新は好きだけど、デスノートって何?という人は読んでもそこそこ楽しめる。両方に好感を持っているならかなり楽しめる。デスノートは好きだけど西尾維新って誰?という人はチャレンジするなら止めないけれど、勝負には負けという結果もある。いずれにしても、原作を愛して愛して愛しすぎちゃっている人にはおススメしない。具体例:「カリオストロに出てくるルパンはルパンじゃないんだよ!」と熱弁する傾向にある人。

西尾維新好きな私はデスノート本編を読む前にこれを購入しており、でも本編の前に読むものじゃないでしょ、と2年以上寝かせていた。そんな人間には大変楽しい本だった。愛と勇気と希望でホーリーアップ。

内容は、コミック「デスノート」が始まる前のお話。
主演、南空ナオミさん。一応共演はL。語り手、メロくん。チョイ役でレイ・ベンバー。
今やみごとに全員故人。やはり恐るべしデスノート。

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

4087804399

2010年4月25日 (日)

デスノート 全12巻/大場つぐみ・小畑 健

人よりだいぶズレた時期にブームがやってくることがあって、10年後に一人でハリー・ポッターに夢中になっていたらどうしようかと不安に思っている。思ってないけど。

今回は今更ながらにこれ。はい、デスノート。
そもそも2年くらい前に友人(の旦那)に12巻まとめて借りていたのに、ずるずると読まずに返さずにいた私。人としてどうなのか。申し訳ない、ダメ人間で。

全く違った意味で、人としてどうなのか、という人物が沢山登場するこの話、原作も映画も大ブームになったので、興味を持ちそうな人は既にストーリーを知っているだろう。興味のない人は読まないだろう。だからここで色々ネタばれ話をしても問題ないかもしれない。しれないけれど、私のようにずれブームが来る人がいないとも限らない。やっぱり自粛。

とにかく久しぶりのコミック一気読みで充実感いっぱい。でも、実は本当に面白くてガンガン読み進んだのは7巻の途中まで。あとは着地地点の確認作業。途中、記憶を失った主人公のあまりの好青年ぶりにびっくり。権力はそこまで人格を変えるか、恐るべしデスノート・・・。

好き嫌いはあると思うけど、猛烈に面白いマンガであることは間違いないので、これから興味を持った大人は12巻まとめて一気に読もう。1冊1時間で12時間。私のように1冊30分で計算すると、だいぶ予定が狂うので要注意。

2年の間に友人宅には家族が増え、ようやく返したら「うわー、もうしまう場所ねぇー」と言われた。そうだよね。2年もなかったらそうなるよね。本当にすみませんでした。

DEATH NOTE デスノート
DEATH NOTE デスノート(1)
集英社  2004-04-02
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

DEATH NOTE (2) DEATH NOTE (3) DEATH NOTE (4) DEATH NOTE (5) DEATH NOTE (6)

2010年4月24日 (土)

Story Seller/新潮社ストーリーセラー編集部

アンソロジーは恐ろしい。

並べられてしまうと、簡単に比較ができてしまって、うっかり打率を計算したりしてしまう。私は大体、それが3割くらいであれば満足する。5割超えたら大当たり。大体、アンソロになる時点で、しょうもない作品が入っていることはあまりないし。

いつでもヒットを打つ伊坂幸太郎と、好打者なのになかなか打席に立ってくれない本多孝好が入っていれば問題ないでしょう。という感じでプレイボール。

一番:伊坂幸太郎。ヒット。
二番:近藤文恵。送りバント。(褒めてます。面白かったです)
三番:有川浩。・・・場外ホームラン。

ここでボロ泣きしてしまってサスペンディッド。その後の作品、あまり覚えていられず、うっかり伊坂幸太郎も忘れるところだった。

気を取り直して改めて。

四番:米澤穂信。セーフティーバント。
五番:佐藤友哉。振り逃げ。(褒めてます。面白かったです)
六番:道尾秀介。ツーベースヒット。
七番:本多孝好。タッチアップ用外野フライ。

いや、打席の結果は私の感覚で適当なんだけれど、つまらない作品はひとつもなかったということでいい試合でした。特大ホームランも見られたし。

Story Seller (新潮文庫)

新潮社ストーリーセラー編集部
4101366713

2010年4月22日 (木)

パパ、ママ、あいしてる―エレナが残したメッセージ

余命135日です。と宣告された、6歳のエレナ。その両親による日記。病名は脳腫瘍グリオーマ。

病気というものは、時に信じられない速さで進行する。昨日できたことが今日できない。速く走りたいわけではない、高く飛びたいわけではない、食べて歩いて話したい。それまで意識することもなく行ってきた、そんな動作ができなくなる。当然一番辛いのは本人だろうけれども、家族もかなり厳しいものがある。なぜなら家族にできるのは祈ることだけで、病気は治せない。

ただ、小さすぎる年子の妹が、姉のことを覚えていられるように、という思いで父親が始めた日記なので、過剰に感情的になることなく、比較的淡々と書かれている。

残念ながらあなたはガンです。

家族がそう言われるなんて、ほとんどの人は想像していない。そんな体験はしないに越したことはないし、してしまったらどうにかして進むしかない。

パパ、ママ、あいしてる―エレナが残したメッセージ
青山 陽子
4152091134

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ