« 2010年4月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年5月

2010年5月25日 (火)

月島慕情/浅田次郎

ふと気づいたら。最近読んでいるのは短編ばかり。まぁ別にいいんだけど。理由もわかってるし。

そんなわけでまた短編。

映画の予告編で泣き、「おとっつあん」と駆け寄る娘(注:水戸黄門)に泣いている、泣き屋の私を泣かすのは別に難しいことではないのだけど、7編全部で泣いた私もどうかと思う。

でも、泣きたくなったら浅田次郎。

月島慕情 (文春文庫)
4167646080

2010年5月22日 (土)

戯言シリーズ/西尾維新

少々思うところあってクビクリサイクルを読んだら、止まらなくなって全巻再読。

自分でもびっくりしたことには、ストーリーをほとんど忘れていて、新鮮に楽しめてしまった。喜ぶべきなのか悲しむべきなのか。記憶力が弱いのはいーちゃん(主人公)だけではないということなのか。これだけ見事に忘れられるなら、新刊なんて買わずに本棚に並んでる本を順番に読んでいけば安上がりでいいんじゃなかろうか。

ちなみに初読のときのエントリー。
クビキリサイクル/クビシメロマンチスト/クビツリハイスクール/サイコロジカル/ヒトクイマジカル/ネコソギラジカル/オマケ

あ、4年前から「脳が壊死」とか言ってるし。なんだ、記憶力が不自由なのはその頃からのことらしい。それすら忘れてた。

異質と異才と異形と異能と異種と異端とシスコンのお話。うちにあるのはノベルズだけれど、文庫で全巻出版済み。これから読むなら西尾維新文庫でどうぞ。

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)
クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)
クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社文庫)
サイコロジカル 上 (講談社文庫 に 32-4 西尾維新文庫)
サイコロジカル 下 (講談社文庫 に 32-5 西尾維新文庫)
ヒトクイマジカル<殺戮奇術の匂宮兄妹> (講談社文庫)
ネコソギラジカル(上) 十三階段 (講談社文庫)
ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種 (講談社文庫)
ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

2010年5月 8日 (土)

君たちに明日はない/垣根涼介

退職金上積、有給休暇買取、人材紹介会社利用可能。全部聞いたこあります。とても最近。かなり近くで。

今はちょっと自虐的すぎないかい?と、しばらく寝かせていのだが、読んでみたら想像してたほど痛くなかった。多分、「君たちに明日はない」ではなくて、「君たちに明日は『ここには』ない」。そういう描き方をしているから。いや、節々チクチクはしましたが。

連作短編なので、ひとつの話は短い。なるほど確かにドラマ向き。首切り屋真介、ちょっとかっこよすぎるし。出来すぎ感はあるものの「旧友」が一番好きだった。

行くのが吉か残るが吉か、答えが出るのはずっと先。

なんて都都逸調で言っていられるうちが花かもしれない。さて、僕たちに明日はあるか。

君たちに明日はない (新潮文庫)

4101329710

2010年5月 7日 (金)

賢者の贈り物/石持浅海

童話、伽噺、昔話をモチーフにした短編が10編。

その謎解き、ちょっと強引じゃないのー、という回もあるけれど、全体的に明るい雰囲気でサラっと読める。ほのぼの落としてめでたしめでたしな話よりも、謎は謎のままの話の方が私は好きだった。

ということで私のお気に入りは「金の携帯 銀の携帯」と「玉手箱」。

とりあえず磯風さんが何者か気になって、夜も眠れない。なんてことはもちろんない。

賢者の贈り物 (PHP NOVELS)
4569775020

2010年5月 6日 (木)

ヒックとドラゴン〈4〉氷海の呪い/クレシッダ コーウェル[訳:相良倫子, 陶浪亜希]

シリーズ4作目。キーワードはジャガイモ。

今回初登場のヒステリー族のみなさんの属性。

ヒステリー族というのは、バイキングのなかでも、とくに残忍でタチの悪い民族だ。(中略)知らない人に出くわすと、殺してからあいさつするような人たちらしい。

・・・困りましたね。

バイキングのみなさんが祭りで行う「アイス・スマッシュスティック」の説明。

アイス・スマッシュスティックというのは、スティックとパックとスケートぐつを使った、とても激しいスポーツだ。ルールは、だれもよく知らないため、試合中に適当につくられていく。

・・・それはただのケンカです。

こんな環境で、後ろ向きながらも常識を保ち続けるヒックは、もしかしたらすごーく大物かもしれません。今回もそろりそろりと大活躍。ものすごい動体視力です、彼。

ヒックとドラゴン〈4〉氷海の呪い
ヒックとドラゴン〈4〉氷海の呪い Cressida Cowell
相良 倫子(訳)
陶浪 亜希(訳)

ヒックとドラゴン〈3〉天牢の女海賊 ヒックとドラゴン〈2〉深海の秘宝 ヒックとドラゴン〈1〉伝説の怪物   

2010年5月 5日 (水)

Story Seller3/小説新潮5月号別冊

3連戦の最終戦。ちなみに初戦第二戦

今回は先発メンバー大幅変更、伊坂幸太郎と本多孝好がオーダーから消えた。え、その二人いないなら読まないよ、と「1」を読む前なら思っただろうけど、有川浩がいる限り、わたくし行かせていただきます。どこにだよ。

一番:沢木耕太郎 四球(敬遠)
二番:近藤史恵 送りバント失敗
三番:湊かなえ ヒット
四番:有川浩 死球(褒めてます。面白かったです)
五番:米澤穂信 タイムリーツーベース
六番:佐藤友哉 振り逃げ(褒めてます。面白かったです)
七番:さだまさし シングルヒットで2塁まで行ってタッチアウト

沢木耕太郎、やっぱりちょっと反則な気がするけどまぁいいや。近藤史恵と佐藤友哉は、1から3まで全て同じシリーズで参加していて、近藤作品はある作品のサイドストーリーらしいが、私はそれを読んでいない。だからかどうかはわからないけど3作目にして少々飽きた。アンソロジーではなく、短編として連続して読んだら勢いで行けたかもしれないし、本編を読んでいたら感じ方が違うかもしれない。逆に佐藤作品は、連続で読んだら飽きた気がするので、この形で読んで正解。湊かなえは普通に面白く、今回の米澤作品は大好き。お目当ての有川浩は、あ、そうきますか、そうなんですか、という感じ。さだまさしは、シモダヒロヒコに集中した方がよかったんじゃないかなー。詰め込み過ぎて散漫になったと思う。長さも一番長いし。

ということで、私の感覚では、面白さ度合い、1>2>3。

Story Seller (ストーリー セラー) Vol3 2010年 05月号 [雑誌]
B003EGM3SY

2010年5月 4日 (火)

ヒックとドラゴン〈3〉天牢の女海賊/クレシッダ コーウェル[訳:相良倫子, 陶浪亜希]

昔々。ローマ帝国の世界征服がもう少しで成功しそうな頃。世の中にはたくさんのドラゴンと、大勢のバイキングがおりましたとさ。

そんなわけで「ヒックとドラゴン」シリーズ3作目。1、2作目はこちら

今回の新キャラは、女バイキング、ドロドロ族のカシラの娘、カミカジ嬢。女尊男卑の彼女の行動指針は当たって砕けろ。毎回砕けてますけれど。

対して剣の腕はあるけれどもインドア系でペシミストな主人公ヒックの作戦はまたもやむちゃくちゃ。でも、綱渡りで今回も勝ち。なかなかやるじゃん。ま、男にしてはってことだけど。

そして私のお気に入り。

これがヒック・ホレンダス・ハドック三世のしわざでなければ、わたくしは自分をザリガニだと宣言してもいい。

・・・そんな宣言、いらないよ、アルビン。

ヒックとドラゴン〈3〉天牢の女海賊
Cressida Cowell
相良 倫子 (翻訳)
陶浪 亜希 (翻訳)
433824903X

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ