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2010年12月

2010年12月31日 (金)

2010年読んだ本 ベスト3

一瞬も迷いません。

1.閉鎖病棟/帚木蓬生

2.ストーリー・セラー/有川浩

3.ツ、イ、ラ、ク/姫野カオルコ

私にしては女性作家の本を沢山読んだ、なかなか楽しい読書年間でした。

2010年12月24日 (金)

ティファニーで朝食を/トルーマン・カポーティ

かなり昔のもしかしたらティーンエージャーの時代、映画の原作だ、と何となく読んだら、一番最後の「クリスマスの思い出」にやられてしまった。それ以来、マイ・ベスト・クリスマスストーリーに燦然と輝いて他の追随を許さない。毎年、冬になると読みたくなる。

フルーツケーキのしたくにかかるにはもってこいのお天気だよ!

数年前に村上春樹新訳版が発売されたので読んでみたのだけれど、一発目スリコミ体質のせいか、元の訳の方が好きだった。「ティファニーで朝食を」は村上訳の方が好きなんだけど。

ティファニーで朝食を (新潮文庫)
カポーティ/龍口 直太郎
4102095012

ティファニーで朝食を (新潮文庫)
トルーマン カポーティ/村上春樹
410209508X

A Christmas Memory (Modern Library)
Truman Capote
0679602372

2010年12月15日 (水)

淋しい狩人/宮部みゆき

数年ぶりに本棚の抜本的整理を行ったら、同じタイトルで複数冊所有していると判明したものが何冊か(も)あった。どうしようかなぁ、こいつら、と思いつつ、何となく通勤用に手にしたその中の一冊。

東京下町で古本屋を営むイワさんと、その孫の稔くんによる連作短編。

この作者の著作は途中まで全作品読破していたのに、途中から時代物しか読まなくなり、今やそれも読まなくなった。それは多分、辛い話を受け付けなくなったという私側の都合による。
久しぶりに読んでみたら、当然のことならが面白くて、これを機会にもう一度色々読み直してみようかと思ったりした次第。

この中で一番好きなのは「うそつき喇叭」。

文庫の初版が1997年。単行本は1993年。その頃ならぎりぎり、昭和の時代から続く町の古本屋さんが存在していたのかも。今回私の本棚で発掘された重複本たちも、田辺書店(舞台となっている古本屋)に売れるのであれば、こんなに後ろめたくないんだな。

淋しい狩人 (新潮文庫)
宮部 みゆき
4101369178

2010年12月13日 (月)

IWGPコンプリートガイド/石田 衣良

ぶーぶー言っていた割には読んでます(笑)。

まぁこのシリーズのファンなら楽しいですよ。
書き下ろし短編付き。ドラゴンティアーズの彼と彼女が出てきます。

とりあえず、キャラクタ紹介のイラストが私のイメージと違いすぎて、もう笑ってしまいました。特に男の子。私はテレビドラマ版も見てないので、視覚で捕らえたのが初めてだったのも大きい。あーびっくりした。

そしてIWSPは、いつか再開するそうです。

IWGPコンプリートガイド
石田 衣良
4163734104

2010年12月12日 (日)

PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>/石田衣良

IWGP10作目。

いつまで続けられるんだろう、このシリーズ。と思ってはいたのだけれど。最後の一行を読む限りには、どうもこれで一区切りなのかな。完結じゃなければ、第一部完。休憩挟んでパワーアップするなら、それもいいのかもしれない。

というくらい、今回はパンチが効いてない。このシリーズは一冊に短編が4つ程度入ってるから毎回好みは発生するもので、おぉ!と思う回があれば満足していたんだけど、全体的にかなり低空飛行気味だったと思う。どうしても選べと言われたら(言われてないけど)、表題作「PRIDE」。

決して予定調和が気に入らないわけでも、マンネリが気に食わないのでもなくて(どちらかというと、私は両方好きだ)、ほんとにただ、パンチが効いてない。いや、決してつまらなくはなかったんだけど、連続して読みすぎて私に耐性がつきすぎたのかも。一年に一冊が適正ペースだったのかもしれない。でもついでに言うなら、帯の「マコト、恋におちる」というコピーもどうなのか。どうなのよ。そういう話じゃなかったぞ、これ。

ということで、もしいつか11が出るのなら、ぜひ力強く復活して欲しい。
次のステージで、また会おう。

PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>
石田 衣良
416329810X

2010年12月 8日 (水)

フランキー・マシーンの冬/ドン・ウィンズロウ[訳:東江一紀]

主人公は餌屋のフランキー。釣り人に餌を売ったり、レストランに魚売ったりリネンを納めたりしているけど、昔は凄腕の殺し屋。恋人とディナーをしたり別れた妻のキッチンのメンテナンスをしたりしつつ、娘が医学部に入ることになったからますます稼がなくては・・・というある日、命を狙われる。さて、俺を殺したいのは一体誰だ。

とにかく登場人物が多くて、油断すると誰が誰なのかわからん!という状態になるので、一気に読むことをお勧めする。上下巻だけど、一冊は薄めだし。というか、私の場合は誰にお勧めされなくても、この作者の本は一気に読んでしまうのだけど。

現在形の多用はここでも変わらず、テンポのよさもいつもの通り。

現役の外国人作家で新刊を待っているのはこの人くらいなので、ニールシリーズ完結以来の音沙汰のなさにどうしたことかと思っていたら、去年あたりから復活してきて嬉しい限り。訳者あとがきによれば、この先も1年に1作は読めそうな気配。原書で5年のシリーズが13年かかった前科はあるけれど、もしも私が富豪なら、私のためだけに東江一紀に「歓喜の島」を訳してもらいたい!と半ば本気で思っているくらい、私はウィンズロウ&東江コンビが大好きである。

お二人ともお体ご自愛の上、ぜひ末永くご活躍のほど・・・・。

フランキー・マシーンの冬 上 (角川文庫)
ドン・ウィンズロウ 東江 一紀
4042823068
フランキー・マシーンの冬 下 (角川文庫)
ドン・ウィンズロウ 東江 一紀
4042823076

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