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2011年1月

2011年1月22日 (土)

図書館のプロが教える“調べるコツ”―誰でも使えるレファレンス・サービス事例集/浅野 高史 かながわレファレンス探検隊

昨年末、久しぶりに宮部みゆきの「淋しい狩人」を読んで、久しぶりに思い出す。これを読むたびに疑問な一点。

作中に出てくる童話「うそつき喇叭」って実在する本?

久しぶりついでにネットの海を漂ってみたら、答えは見つからなかったんだけど、こんな本を発見。

図書館のプロが教える“調べるコツ”―誰でも使えるレファレンス・サービス事例集
浅野 高史 かながわレファレンス探検隊
4760129901

利用者からの様々な問い合わせに、図書館員がどう対応しているのかという事例集。私なんぞは活字読み歴も図書館歴もいい加減長い方だと思うのだけど、図書館にはそういうサービスがあり、それを「レファレンス・サービス」と呼ぶのだ、と去年「図書館戦争シリーズ」を読んで初めて知る。みなさんはちゃんと使ってらっしゃるのかしら?

まぁそれはいいとして、聞かれている内容がどれも一筋縄ではいかなそうな質問ばかり。そういう事例を選んでいるんだろうけど、例えば一発目はこれ。

*よくライオンの口から水やお湯が出ているが、その由来は?

・・・知らんがな。
と答えられない司書さんたちは大変である。続く質問たちも硬軟とり交ぜて実に多彩。

*張飛や関羽はどんな料理を食べていたのか?
*ピラミッドに「最近の若い者は・・・」という落書きがあるってホント?
*トイレットペーパーの幅はどうやって決められたのか?
*わらじの作り方を知りたい
*魚の尾は縦についているのに、イルカの尾はなぜ横についているか?
*「月々」で始まり、月がたくさん出てくる和歌の全文と作者を知りたい
*「萌え」という表現はいつ頃から使われるようになったか?
*世界のエコマークの概要を知りたい
*第二次世界大戦時に神奈川県にあった外国人収容所は?

お疲れ様です、と思わず言いたくなるが、『「ごくろうさま」と「おつかれさま」の使い分けは?』という項目もあったりする。

ちなみに「うそつき喇叭」の件は、

*宮部みゆきさんの本に登場した「うそつくらっぱ」という児童書を読みたい

という質問で登場。大元の書籍タイトルが分からず、絵本のタイトルが間違っているところからスタート。いやー、ほんとに大変だ。

調べものをする人はもちろん、物事の考え方としても有意義な本だと思う。質問に対する答えもそれぞれ楽しいので、読み物としてもお勧め。

それぞれの答えを知りたい方は、近くの図書館で借りましょう。内容からして、大方の図書館には置いてあるだろうから。もちろん私も借りました。

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