《C》パトリシア・コーンウェル

2006年2月 2日 (木)

神の手(上)(下)/パトリシア・コーンウェル[訳:相原 真理子]

何が驚いたって。「の」である。「の」。

「検視官」に始まるコーンウェルのこのシリーズは、「真犯人」「私刑」「死体農場」というように、これまでずっと和訳タイトルが全漢字だったのだ。私はそれがアイデンティティだとすら思っていた。今回の原題は「PREDATOR」。新しい方向性なのか、単なるネタ切れか。

さて、これはれっきとしたスカーペッタシリーズで、常連さんは全員参加。でも、シリーズものの宿命なのか、「北の国から」現象とでもいうものなのか、毎回事件が起こるとともに、レギュラーの皆さんに何らかの不幸が降りかかる。悪玉は人でなしで善玉は全員悩み中。考えてみたら、ケイ・スカーペッタは今、誰ともうまく行ってないじゃないか!ちょっと読んでるのか辛いなぁ。もうちょっと誰か幸せになってくれないかなぁ。

神の手 (上)

神の手 (下)

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