[く]栗本薫

2011年2月28日 (月)

第六の大罪 伊集院大介の飽食/栗本薫

久しぶりに伊集院大介。どのくらい久しぶりかというと、コレ以来。どうもこのときに、ちょっと心が離れてしまったらしい。

その間に作者も亡くなってしまい、もう新作は読めないんだなぁと思ったら切なくなって、未読をちょこちょこ揃えている。

七つの大罪の6つ目は「暴食」。ということで、食に関する短編が4つ。ワトソン役はアトム君。

謎解きに重きがおかれていないのは最近の傾向だったけれど、何より「時代との乖離」が感じられない昔ながらの伊集院大介話で、それが大変嬉しかった。

第六の大罪 伊集院大介の飽食 (講談社文庫)
栗本 薫
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2006年9月 3日 (日)

ぼくらの時代/栗本薫

本屋の新風舎の棚に発見したので手に取った。あれ、これって講談社から出てる本だったんだけど。あとがきを立ち読んでみたら、講談社文庫では数年前に絶版になっているそうだ。1978年の江戸川乱歩賞受賞作。30年近く経ってるわけだから、しょうがないのか。講談社文庫の棚を見たら、この作者のものは伊集院大介モノの2冊しか置いてなかった。

ということでもちろん買いはせず、家に帰ってから読み直す講談社文庫「ぼくらの時代」。ちなみに栗本薫の背表紙はオレンジ。今でも尚多作を誇る彼女の、商業作家デビュー作(評論家・中島梓としてのデビューはもう少し前)。「乱歩賞の概念を破る若者視点の青春小説」だった本書も、実に四半世紀前の話になってしまったわけであるが、話が全然古さを感じさせなくて驚いた。レコードの扱いだけなんとかすれば、現代設定でもほとんどいける。むしろ最近の伊集院大介シリーズの方が、時代との乖離を感じさせて寂しい。

ところで新風舎さん、もちろん「ぼくらの気持ち」と「ぼくらの世界」も出すんでしょうね?

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2005年9月14日 (水)

真夜中のユニコーン-伊集院大介の休日/栗本薫

伊集院大介シリーズ。

伊集院大介が登場することしか評価点がない話だった。というか、今世紀に入ってからの伊集院大介モノは、全体的にその感が否めない。心底残念。私は栗本薫が好きで、それ以上に伊集院大介が好きなので読むという感じ。大変不本意ではあるけれど。
それでもこれからこの本を読もうとする人は、「早春の少年―伊集院大介の誕生」を先に読んだ方が楽しめるかな。

真夜中のユニコーン―伊集院大介の休日

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