[か]加藤実秋

2009年4月29日 (水)

インディゴの夜/加藤 実秋

「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してるくれるホストクラブ」の事件簿。舞台は渋谷。語り部は、当のホストクラブの発案者で隠れ(共同)オーナーの晶(♀)。

少々斜め目線だが正義感に溢れた語り部、キレ者のはずなのに不遇の共同経営者、謎の過去を持つ有能な従業員、常に事件を連れてくるホストたち、厭味と共に適切なタイミングで現れる警察関係者、と、安心して読める材料てんこ盛り。
登場人物のほとんど全員が夜の世界に身をおいている割には、清く正しい皆様である(美しくはない。いや、美しい人もいる。そうでない人もいる)。
ということで、気楽に楽しく読んだ。
それにしても、この種の話には必ず出てくる必殺アイテム"コドモ"、まさか2話目で登場するとは意外。少年計数機だって2冊目だった。

そんなIWGPからindigoまで、山手線なら8駅、副都心線なら7駅。東京って面白い街ですこと。

4488468012 インディゴの夜 (創元推理文庫)
加藤 実秋
東京創元社  2008-03-11

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