[た]高里椎奈

2006年6月 9日 (金)

深山木薬店説話集/高里椎名

薬屋探偵妖綺談のサイドストーリー集。巻頭に注記もあるけれど、本編の結末が明かされている話があるので、本編未読の方は決して読んではいけない。というか、読んでも絶対ワケわからない。逆に、巻末にシリーズ年表が掲載されてたりするので、きっと好きな人にはたまらない。

かくいう私は、実はそれほどこのシリーズが大好きなわけではないのだった。一番の理由は、赤毛ちゃんが発する「師匠」「兄貴」という単語に、どうしても違和感を感じてしまうせい。まあこの辺は好みなので、お話としての完成度とはまた別の話。つまらなかったら13+1冊も読まないわけで。

でも、コレと同日発売ってのもけっこう面白い。サイドストーリー強化月間か、講談社。どちらの作者も揃って引用好き。そういうところは嫌いじゃない。っていうかむしろ大好き。

深山木薬店説話集

2006年4月13日 (木)

海紡ぐ螺旋 空の回廊―薬屋探偵妖綺談/高里椎奈

薬屋探偵シリーズ13作目。2006年4月時点での最新作。

前作のときに、「ゆっくりのんびり長く続けてください」とか書いたら、この13巻目で1部が完結してしまった。まあ、あくまで「1部」なのでね、今後も続くでしょう。

私はシリーズものは順番に読むタイプ、さらに読破するタイプなので、1作目からおとなしく順番に読んできたけれど、これは絶対にその方法をとった方がいい。特にこの巻は、これまでのシリーズを全く読んでいないとさっぱりわからない(と思う)。そして、一冊目を読んで、「こういう話はダメ」と感じたらすぐに逃げることをお勧めする。1巻は文庫になってるし。

傾向として、お話よりも作家に付くタイプ、ストーリーよりもキャラに付くタイプの方々には、絶賛オススメのシリーズ。

でもゼロイチの出演はあれだけですか。そうですか。

海紡ぐ螺旋 空の回廊

2006年3月 4日 (土)

ドルチェ・ヴィスタ 3部作/高里 椎奈

薬屋探偵の作者の別シリーズ。3巻で完結。薬屋さんとは違って1冊ずつ独立してるので、1冊ずつでもけっこう楽しめる。けど、全部でひとつのお話、と見ることもできる。キーワードはキンカン。白衣の先生ったらこんなところにも。

森博嗣の短編が好きな人にはツボな話。なるほどさすがメフィスト賞(こればっかだな)。

それでも君が―ドルチェ・ヴィスタ
それでも君が―ドルチェ・ヴィスタ


お伽話のように―ドルチェ・ヴィスタ
お伽話のように―ドルチェ・ヴィスタ


左手をつないで―ドルチェ・ヴィスタ
左手をつないで

2006年1月21日 (土)

雪下に咲いた日輪と―薬屋探偵妖綺談/高里椎奈

シリーズ12作目。2006年1月時点での最新作。

また登場人物が増えちゃってまぁ。一気に駆け足で読みまして、一気に駆け足でここにアップしましたが、つまりはこれは、主人公・深山木秋を中心とする壮大なサーガなわけですね。

読んでいくなかで気になったのは、年をとるのが遅い=精神的な成長も遅いってことなのかってのと、本作で出ててくる「アイポッドマイクロミニ」ってその時代にまだあるかってのの2点くらいですかね。あとはリベザルの姓を聞く、という常識的な行動に出た人は誰もいないのか、とか。

12巻目の最後にして新しい謎なんて出しちゃって、シリーズも先は長い。まあ、サーガには「グイン・サーガ」という先達がおりますのでね、ゆっくりのんびり長く続けてください。

雪下に咲いた日輪と

2006年1月19日 (木)

ユルユルカ―薬屋探偵妖綺談/高里椎奈

シリーズ11作目。

あとがきによると、題名に色が入ってないものは、本筋からちょいと離れていることが多いとか。妖怪のお祭はあれだあれ、今市子「百鬼夜行抄」な雰囲気。あ、これも誉め言葉。

ユルユルカ―薬屋探偵妖綺談

2006年1月10日 (火)

蝉の羽―薬屋探偵妖綺談/高里椎奈

シリーズ10作目。祝、2桁。

面白い。ひとつのお話としては一番完成している気がする。

何かに似ているシリーズその参(しつこい?)。新井素子、グリーンレクイエム。ちなみに似ているシリーズは、すべて私のお気に入りなのであり、れっきとした誉め言葉。

蝉の羽―薬屋探偵妖綺談

2006年1月 7日 (土)

双樹に赤 鴉の暗―薬屋探偵妖綺談/高里 椎奈

シリーズ9作目。

何かに似てるシリーズその弐。萩尾望都「ポーの一族」。ひとつ、主人公が年をとらない、ひとつ、シリーズの中で時系列が前後する(あれ、また?)、ひとつ、世代を超えて主人公と接する家族がある。

でもなかなか。アリスとは言いえて妙。

双樹に赤 鴉の暗―薬屋探偵妖綺談

2006年1月 6日 (金)

蒼い千鳥 花霞に泳ぐ―薬屋探偵妖綺談/高里椎奈

シリーズ8作目。

森博嗣の犀川・萌絵シリーズに似てるなぁ、と思うこと多々。いやいや、話は全然似ていない。ひとつ、キャラが立ち、ひとつ、登場人物の名前が難しく、ひとつ、謎解きを主にしておらず、ひとつ、シリーズ中に時系列が前後する。出身が同じ賞だからか?(んなわけないか)

そんなわけで今回は、少々時代が遡った昔の話。いつもの主人公ズがひとりおらず、ひとりが(体験)高校生。残りのひとりだけが不変で不遜。やっぱりシリーズを順に読んだ方が(以下略)

カウンセリングの先生の白衣は後で絶対出てくるな。

蒼い千鳥 花霞に泳ぐ―薬屋探偵妖綺談

2006年1月 3日 (火)

本当は知らない―薬屋探偵妖綺談/高里椎奈

シリーズ7作目。

知ってしまったら知らない昔には戻れないわけだが。いえ、哲学的な話ではありません。そろそろこのシリーズ、途中参加が難しい感じになってきたのではないかと。登場人物もどんどん多くなるし、縦に横によく顔を出す。知らなくてもわかるのかもしれないけど、知ってた方が面白い。1作目、2作目は文庫にもなり始めましたし、諦めて1作目から読みましょう、これから挑むみなさん。

本当は知らない―薬屋探偵妖綺談

2005年12月31日 (土)

白兎が歌った蜃気楼―薬屋探偵妖綺談/高里椎奈

シリーズ6作目。

今回の妖怪は座敷童。今回の話がイマイチ好きになれないその訳は、子供が死んだからなのでした。。。まあ長いシリーズ中にはそういうこともありますな。

本年はここまで。

白兎が歌った蜃気楼―薬屋探偵妖綺談

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